UL
要素、OL
要素DL
要素since 6th/Dec. and last modified 24th/January 2000
HTML 4.0で用意された箇条書きには3種類有ります。ここではそのサンプル・コードと実際の表示例を見て説明します。
UL
要素・・・・・・番号無し箇条書き
OL
要素・・・・・・番号(順番)付き箇条書き
DL
要素・・・・・・定義、説明付き箇条書き
UL要素
これはUnorderedListの例です。ソース・テキストは、次のようになります。
<ul> <li>Hamilton形式</li> <li>Lagrange形式</li> <li>最小作用の原理</li> </ul>
Unordered Listを表す要素は、UL
要素で、各々のList項目はLI
要素で表します。LI
要素の終了タグは省略可能ですが、ここではあえて省略しませんでした。
HTML 4 の後継バージョン XHTML 1.0 では、終了タグの省略は認められていませんので、XHTML化を念頭に置くと、必ず書いた方が良いかもしれません。
OL
要素Ordered Listを表す要素は、OL
要素です。個々のList項目は、UL
要素の場合と同じく、LI
要素で表します。
<ol> <li>Schrödingerの波動力学</li> <li>Heisenbergの行列力学</li> <li>Bornの確率解釈</li> </ol>
UL要素とOL要素は入れ子関係になれます。
<ul>
<li>大項目一番</li>
<li>大項目二番
<ol>
<li>中項目一番</li>
<li>中項目二番
<ol>
<li>小項目一番
<li>小項目二番
</ol>
</li> <!--中項目二番の終了タグ-->
</ol>
</li> <!--大項目二番の終了タグ-->
<li>大項目三番</li>
</ul>
OL要素(ordered lists)、UL要素(unorderde lists)はブロックレベル要素です。その取り得る子要素はLI要素(lists)に限られます。
LI要素は其の内容に、ブロック・レベル要素もインライン要素も取り得ることになっています。上の例ではLI要素の小要素としてOL要素が入っています。が、リストの入れ子以外のブロック・レベル要素は入れない様にすべきだと思います。
LI要素の終了タグは省略可能ですが、ブロック・レベル要素を子要素に持つときは省略しない方が分りやすいでしょう。
<dl> <dt>dweeb ドゥイーブ <dd>young excitable person who may mature into a <em>nerd</em> or <em>geek</em> <dd>熱中しやすい気質で、大きくなると「<em>nerd</em> ナード」や 「<em>geek</em> ギーク」になったりする。 <dt>cracker クラッカー <dd>hacker on the internet <dd>インターネット上のハッカー。 <dt>nerd ナード <dd>male so into the net that he forgets his wife's birthday <dd>ネット生活に夢中で妻の誕生日を忘れるような男。 </dl>
DT要素、DD要素の終了タグは省略可能です。上のサンプル・コードでは省略しました。しかし、後継バージョンの XHTML 1.0 では終了タグの省略は認められていません。
DL要素はブロック・レベル要素です。其の取り得る子要素はDT要素とDD要素に限られます。
DT要素の子要素になり得る内容は、テキスト、インライン要素。
DD要素は、その子要素にブロックレベル要素でもインライン要素でも取り得ます。しかし、リストの入れ子以外にはブロック・レベル要素は入れない方が良いでしょう。其れでも、論理的構造上、P要素などは入るかもしれませんね。
一つのDT要素に対してDD要素は一つだけしか現れないと云う説もあります。何処から出た説か寡聞にして知りませんが、そうしたい場合は、DD要素の小要素として、UL要素、OL要素を使えば良いでしょう。