HTML は WWW での文書記述言語であり、 W3C が策定しています。
HTML 文書は要素を組み合わせて構築します。
HTML 文書の要素は入れ子関係になっており、階層構造で捕らえることができ ます。その最も外側、最上位の階層の要素をルート要素と呼びます。要素の内容 に現れる要素を子要素と呼びます。要素は必ず一つの親要素を持ちます。ただ一 つ、ルート要素だけが例外で、最上位階層なので親要素を持ちません。
html 要素は HTML 文書のルート要素です。子要素には head 素と body 要 素しか存在しません。その他の要素は、これらの要素の子要素として現れます。 同じ親要素をもつ子要素を兄弟間系と呼びます。head 要素と body 要素は兄弟 関係です。
head 要素には、当該文書の基本情報を記述します。必ず title 要素が存在 することが特徴です。
head 要素の次には、body 要素が現れます。この内容が、当該文書の本文に なります。
body 要素の内容に記述する見出しを意味する要素です。 h1 要素が最大のく くりの見出しで、最小のくくりの h6 要素まで6つの要素が存在します。
これも body 要素の子要素で、連絡先を記述する要素です。
インターネット上のリソースを結びつける要素です。例えば、単語を選択すれ ば、関連する文書が取得/閲覧できると直感的です。これをハイパーリンクと呼 び、リンクの始点を始点アンカーと呼びます。
例えば、「簡単な HTML 文書」を始点アン カーとして、同じディレクトリの first.html に関連付けることができます。こ のとき、「簡単な HTML 文書」をクリックすれば、同じディレクトリの first.html を取得して閲覧することが可能になります。