last modified 8th/Oct. 2000
キーボードから直接入力できない文字や、利用している文字セットに含まれない文字、タグの区切り文字などを通常の文章で利用するために、文字参照と云う方法が用意されています。
文字参照はアンド記号 &
からセミコロン ;
までの文字列で実現されます。
その形式には、 10 進数か 16 進数を利用した番号文字参照とキーワードを利用した文字実体参照の二つがあります。
文字セット ISO 10646 の符号位置を番号で直接参照するものです。
&#???;
...??? は ISO 10646 の 10 進数での符号位置。&#x???;
...??? は ISO 10646 の 16 進数での符号位置。数値文字参照の 16 進数参照では大文字と小文字を区別しません。参照例 | 種別 | 説明 | 表示例 |
---|---|---|---|
å | 十進 | ノルウエー語等で使われる、「上に小さい円がついた小文字a」 | å |
å | 十六進 | å | |
å | 十六進 | å | |
И | 十進 | キリル大文文字。 | И |
水 | 十六進 | 漢字の「水」。 | 水 |
10 進数番号文字参照が最もサポートされていると言ってよいでしょう。
HTML では番号文字参照に加えて、より直感的なキーワードによる文字実体参照が用意されています。
番号文字参照で利用できる全ての文字をキーワードで参照できる訳ではありませんが、実際に記述する場合に不足は殆どないでしょう。
文字実体参照では大文字と小文字を区別します。
文字参照 | 番号参照 | 説明 | 表示例 | 文字参照 | 番号参照 | 説明 | 表示例 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
< | < | less than | < | > | > | greater than | > |
& | & | アンド記号 | & | |   | 半角スペース | |
" | " | 二重引用符 | " | © | © | CopyRight | © |
Å | Å | A with ring above | Å | å | å | a with ring above | å |
<title>Scrödinger Eq. 入門</title>
<p>LaTeX2ε は、LaTeX version 2.09 の上位バージョンで、 LaTeX3 策定グループによってリリースされた LaTeX3 への移行型マグロ群です。</p>
表示例;
LaTeX2ε は、LaTeX version 2.09 の上位バージョンで、 LaTeX3 策定グループによってリリースされた LaTeX3 への移行型マグロ群です。