last modified 8th/Oct. 2000
HTML ソースで、閲覧者に表示されないようなコメントを記述する事が出来ます。
<!-- この部分はコメント部です。 --> <!-- このコメント形式では、 複数行を占めるコメントを記述する事も出来ます。 -->
このコメント部内では、連続するハイフン -- はコメントの開始 <!-- か終了部 --> 以外では用いてはなりません。
コメント部内は特別な意味を持ち得ず、文字参照は解釈されることはありません。
また、スクリプトやスタイルシートの内容を、サポートしていないブラウザがそのまま表示してしまうのを避けるために、コメントアウトすることが推奨されています。
<script type="text/javascript">
<!-- to hide script contents from old browsers
function square(i) {
document.write("The call passed ", i ," to the function.","
")
return i * i
}
document.write("The function returned ",square(5),".")
// end hiding contents from old browsers -->
</script>
上の例では、 JavaScript の関数 square() の定義部分がコメントアウトされています。
SCRIPT 要素の内側がコメントアウトされている事に注意してください。外側からコメントアウトするとエラーが出るか、無視されます。
JavaScript のコメント形式であるダブル・スラッシュ // と併用されている点に注意してください。
JavaScript 解釈装置は最初の <!-- から始まる行を無視する様に設計されていますが、終了目印である --> はスクリプトと区別できません。そこで、 JavaScript のコメント形式である // を利用して、この行を JavaScript 解釈装置から隠しています。
スクリプトの場合、ブラウザからソースを隠すには、外部スクリプトを src 属性で参照するなどの方法も考えられます。
<style type="text/css">
<!--
H1 { color: red } /* H1 要素の文字色を赤 */
P { color: blue} /* P 要素の文字色を青 */
-->
</STYLE>
CSS では通常のコメントのように書いて結構です。この例では、 CSS のコメント記述形式 (/* から */ まで)も併記しました。
スタイルシートの場合、スタイル宣言をブラウザから隠すには、外部スタイルシートを HEAD 要素の LINK 要素を用いて参照するなどの方法も考えられます。