last modified 5th/Oct. 2000
Altavista, goo, excite などの検索エンジンは、ロボット(スパイダー、クローラー)と呼ばれるプログラムで情報を自動的に収集しています。 Internet におけるロボット検索のルールに則って、このような検索ロボットに情報を与え、挙動を指示する事が出来ます。
META 要素は開始タグのみで終了タグが存在しません。このような要素の事を空要素 (Empty Element) と呼びます。
<head> <title>タイトル</title> <meta name="keywords" content="HTML, CSS, 入門"> <!--検索キーワード--> <meta name="description" content="Web ページ作成入門です。"> <!--検索ロボット用説明文--> <meta name="robots" content="index,follow"> <!--検索方法--> </head>
<meta name="keywords" content="HTML, CSS, 入門">
検索ロボット向けにキーワードを指定できます。当該ページに関連するキーワードを列挙することで、検索ユーザに当該文書を探してもらいやすくできます。
複数のキーワードの間は「コンマ + 半角スペース」で区切って下さい。
<meta name="description" content="Web ページ作成入門です。">
検索ロボット向けの簡単な説明文です。検索サイトでリストアップされる時の付加情報として表示される場合が有ります。
文書が FRAMESET の場合、画像が中心でテキストが少ない場合などに大きな威力を発揮します。
<meta name="robots" content="index,follow">
検索ロボットの情報収集方法を指示します。
INDEX
はページ内を検索対象にし、サーチエンジンのデータベースに登録します。NOINDEX
はページ内を検索対象から外し、データベースに登録させません。FOLLOW
はページ内のリンクをロボットに辿らせます。NOFOLLOW
はページ内のリンクを辿らせず、リンク先を検索対象から外します。NOIMAGEINDEX
は、ページ内の画像を検索対象から外し、テキストだけを検索対象にします。
NOIMAGECLICK
は、画像へのリンクを辿る事を禁じ、それ以外のリンクはすべて検索対象として辿らせます。
META 要素に関しては標準情報が有りません。個々のユーザ・エージェント (User Agent; UA) が自由に実装方法を決められます。したがって、ここで紹介した方法で指示を受けないロボットも想定できます。
goo や Excite などのメジャーなロボットは NOINDEX, NOFOLLOW
を解釈するようです。個々のロボットの実装に関しては、各々の検索サイトで紹介されていますので、個別に御確認ください。
付録で検索ロボットについて、一部扱っています。