HTML はその発祥当時からリンクと云う仕組みを持っていました。これがあるおかげで、 WWW 上の資源(画像、動画、音声など)がスムースに遣り取りできる訳です。ここでは、リンクを作ってみましょう!
first.html
をテキストエディタで開きましょう。<body>
から </body>
までの間に、次のように記述しましょう;
<h1>はじめての HTML 文書</h1> <p>これは私の初めての HTML 文書です。</p> <p> HTML は <a href="http://www.w3.org/">W3C - World Wide Web Consortium</a> と云う団体が策定勧告している標準仕様です。 </p> ...省略...記述できたら、「上書き保存」してください。
first.html
をブラウザで開いて下さい。先ほど開いたままになっている場合は、「更新」 (reload) すれば結構です。ここでは、 W3C - World Wide Web Consortium
と云う文字列をクリックすると、ジャンプするように指定してあります。
href="..."
を A 要素の属性と呼びます。この属性の値が URL で、リンク先文書の所在地を指し示しています。
A 要素はインライン要素です。 P 要素や見だし要素などのブロック要素を内容に持つ事は出来ません。
A 要素の内容には、任意のインライン要素を記述する事が出来ますが、 A 要素同士の入れ子は誤りです。
続いて、リンクについて詳しく説明します。