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Web Site 作成準備

last modified 08th/Nov. 2003

ここでは、 WWW にウェッブ・ページを公開するために必要な準備を紹介します。

道具

自宅の PC で、 WWW で公開するページを作成する為の道具を紹介します。

必須ツール

テキスト・エディタ
テキスト (text)と云う極基本的な形式のファイルを作成、編集するためのソフトです。
ブラウザ
HTML で記述された文書を閲覧するソフトです。
FTP ソフト
ネット上のコンピュータにファイルを転送する為に使います。

テキストエディタ

テキストエディタ
秀丸 MMエディタ MKEditor

HTML は誰もがアクセスできる情報空間である WWW に於いて、誰もが簡単に情報を公開するために開発され、発展してきました。そのため、極少数の簡単な規則に従えば、立派なページを作成できます。文書を作成するための最低限度の HTML を「スピードラーニング」で解説しています。

ブラウザ

ブラウザ
I.E.N.C.Opera

ブラウザは I.E. と N.N. だけではありません。テキストブラウザや、音声ブラウザでも閲覧できるようなページ作りをこころがけましょう。

I.E.
Netscape

UNIX, Linux では、 Netscape の他にも、 GUI を備えた優秀な WWW ブラウザが存在します(Galeon, Konqueror)。

Opera

FTP ソフト

FTP Soft
WS_FTPFFFTPCuteFTP

WWW に Web Site を公開する場合は、「 FTP アドレス、 アカウント名(ログイン名)、パスワード」が必要です。これらはサーバのディスク容量を提供された時点で与えられるものです。

とりあえず、転送先アドレスをご契約の ISP (プロバイダ)に照会してみてください。また、内外に無料ディスク・スペース提供サービスも多数ありますので、検索エンジンなどを利用して探してみるのも良いでしょう。

あれば好ましいもの

画像処理ソフト
デジタルカメラ(デジカメ)
スキャナ
ホームページ作成ソフト

「ホームページ制作ソフト」

ホームページ制作ソフトは、市販パッケージが殆どで、7000円から4万円と幅広い価格設定から選べます。 HTML 文書を Word や一太郎などのようなワープロ的に作成する HTML エディタが中心的な機能になりますが、殆どのものが簡単な画像処理、 FTP、画像素材、音声素材が含まれている統合環境として提供されています。それぞれ特徴があり、同じようなページでも吐き出す HTML はだいぶ異なりますし、操作性も直感的なものから論理的なものまでさまざまです。

HTML エディタは、 HTML 文書をワープロのように表示させながら作成処理できるソフトです。このような視覚的なインターフェースを、 "What You See Is What You Get" の頭文字をとって、WYSIWYG と呼びます。

最も初心者向けのものとして「ホームページ制作王」(Jungle) が挙げられます。このツールを使う限り、 HTML を目にする機会はほぼ有りません。独自のファイル操作の仕組みで編集する為、このソフトで作成したファイルしか編集できません。初心者の入門用としては非常に完成度が高い仕組みと云えますが、 HTML 編集ができない、表組みが利用できないなど、多くの問題点も持ちます。

FrontPage (Express) --(C)Microsoft

Microsoft の FrontPage (Express) は、 Windows ユーザでは使っている方も多いようですが、入門用と言った所だと思います。それ程悪くは有りませんが、修正を繰り返して出来あがった HTML ソースが非常に汚く、機種依存のマーク( FrontPage での修正用)も含んでしまうので、後にテキスト・エディタで細かい修正をしようと云う気を大きく削ぎます。

ホームページビルダー2000 --(C)IBM

IBM の ホームページ・ビルダー2000 は、 HTML エディタの中では標準的だと思います(これより、良いか悪いか、簡単か難しいか)。操作性はワープロソフトに近く、簡単なロゴ画像の作成も出来、 WebSite 作成用の素材画像も多く含んでいます。吐き出すHTMLもかなりまともで、手書きに近い綺麗さがあり、 N.N. と I.E. 双方で似たように表示できる HTML を使います。 HTML は全く知らないし、勉強する気も無いと云う場合、手っ取り早く作るのには打って付かと。

DreamWeaver --(C)Macromedia

Macromedia の DreamWeaver は、動作が重い、操作が難しいと云う難点がありますが、その分細かく調整できます。最低限度の HTML、CSS の知識が要求されますが、知らなくても使えることは使えますし、そのうち必要な分は覚えるでしょう。 HTML より操作を覚える方がよっぽど難しく、使いこなすにはマニュアル本を別途購入した方が良いでしょう。画像作成機能は付いていないので、同社の FireWorks などを別途用意する必要があります。

これらは何れもヨドバシ・カメラ、ビック・カメラなど、パソコン・ショップで購入できます。

店頭販売されているパッケージの他に、 ONLINE ソフトでも優秀なものが幾つか有ります。仮に HTML エディタを利用しても、無料でそろえる事は可能です。

次に Online Soft のダウンロード・サイトを挙げます。

窓の杜
for Windows. 厳選された Online Soft を扱っています。初心者にも使いやすいでしょう。
vector
for Windows and Macintosh. 非常に多数の Online Soft を扱っています。
Common Archivers Library
圧縮・解凍関係の Online Soft はここで万全。

因みに、私が Web Page 作りに使っているのは次の Online Soft で、何れも窓の杜vectorなどでみつけられます。

text editer秀丸エディター[share]
Sakura Editer[free]
ftp clientWS_FTP95 Le[free]
(FFFTP)[free]

WWW サーバ

ISP; Internet Service Provider

御自分の PC 上で HTML コンテンツを作成したら、次に必要なことは、インターネットに公開することです。そのためには、インターネットで公開する為のマシンに、ファイルを置いておく必要があります。そのマシンに、ディスクス・ペースを確保して、FTP ソフトでそこに転送して始めてインターネットで公開されたことになります。

ウェブ・サイトを構成するファイル群を設置する場所を提供するコンピュータをサーバ・マシンと呼びます。

多くの場合は、 ISP (Internet Service Provider; プロバイダ) との契約時に、サーバマシン上にウェブ・サイト用のディスクスペースが提供され、そこへ転送する為の FTP アドレスが発行されます。契約形態によっては、ディスク容量を確保するのに追徴料金が必要な場合も有りますので、細目はご契約の ISP に問い合わせてみる必要が有ります。

このコンテンツの趣旨とはずれますが、次に ISP 選びに有用なサイトを挙げます。 ISP 変更を検討されている方は御利用ください。

ISP の選びかた
ISP によって提供されるサービスは結構異なります。このサイトでは何処に注目すれば良いのか、「選び方」を教えてくれます。
プロバイダ・エクスプローラ
条件に応じて ISP を検索。
Provider Power Search
全国Provider検索。朝日新聞出版局が運営。
POWER GATE
Internet Service Providerのデータベース。同一市内APの有無、料金などからプロバ検索。
プロバイダ調査
ユーザの投票によるプロバイダ・ランキング。日経netn@viのコンテンツ。
Internet status report
主な IPS の通信速度を一覧できる。余り当てにならない事も多いが、参考までに。

無料提供サービス

無料でディスクスペースを提供するサービスも沢山有ります。次に国内の無料ディスクスペース提供サービスを挙げます;

無料サービスは他にも沢山有ります。御契約時には細目を確認するようにすると良いでしょう。

次にインターネット上の無料サービスを扱ったリンク集(データベース)を挙げます。 ISP、ディスクスペース、メール、掲示板、チャット、素材集、CGI など、多くのものが無料で入手・利用できます。


次は、具体的にウェブ・サイトをインターネットで公開する手順と、 HTML 文書の性質に付いて説明します。

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