画像を挿入してみます。
<p> <img src="./nextindexb.jpg" alt="NEXTindex"> ウェブページ作成支援系コンテンツ </p>
上の例では「ココに、同じフォルダの中の画像ファイル nextindex.jpg を挿入しろ」と命令しています。
【表示例】
ウェブページ作成支援系コンテンツ
src="./nextindexb.jpg" が、挿入する画像データの場所を指定しています。ここでは、この HTML ファイルがあるフォルダと同じフォルダ(ディレクトリ)の中にある画像ファイル nextindexb.jpg が指定されています。このような指定を「相対 URL」と呼びます;
相対URLについては、リンクの章で説明しました。簡単に説明します。
image.png と云う画像ファイルがあったとします。画像ファイルと挿入する HTML ファイルの相対的な位置関係によって、 src 属性の値が変わります。
src="./image.png".src="../image.png".src="../../image.png".img にある場合: src="./img/image.png".
【ディレクトリ構造の概念図】
[GPAR]--image.png …二つ上のディレクトリ
|--[PARE]--image.png …一つ上のディレクトリ
|--[HERE]--|inde.html
| |image.png …同じディレクトリ
|--[img]--image.png
難しい言葉でいえば、自分と同じディレクトリ(フォルダ)のことをカレントディレクトリと呼び、相対 URL では "./" で表します。カレントディレクトリに存在するファイル hoge.txt は、相対 URL ./hoge.txt で表します。同じディレクトリにある画像ファイル pic.jpg ならば、 src="./pic.jpg" で参照します。
ファイル名やディレクトリ名は半角英数字のみ、スペースは不可、大文字・小文字は区別します。詳しいルールは命名法を参照ください。
alt="NEXTindex" は、画像が表示されない場合に、代わりに表示するテキストを指定しています。ここでは、画像が表示されない場合には、 "NEXTindex" と云うテキストが代わりに表示されます。
画像が表示されない場合には、代替テキストも表示したくない場合には、空の alt 属性 alt="" を与えます。装飾用のボーダー画像などの場合に使う必要があるでしょう。
IMG 要素には src 属性と alt 属性が必須です。
リンク対象(リンクアンカー)を画像にして、リンクを目立たせる(バナーを貼る)ことが良くあります。アイ・キャッチとして優秀な手段と言えるかもしれません。英単語の "banner" の意味を調べてみると良いでしょう。
<p>
<a href="http://www.nextindex.net/"><img src="./nextindexb.jpg"
alt="NEXTindex"></a>
</p>
ブラウザによっては、画像の周囲にボーダーが表示されます。これを非表示に指定するためには、 border 属性を与えます;
<p>
<a href="http://www.nextindex.net/"><img src="nextindexb.jpg"
alt="NEXTindex" border="0"></a>
</p>
但し、ボーダー属性は廃止予定の非推奨属性ですから、出来るだけ CSS を利用したほうが良いでしょう。
<p>
<a href="http://www.nextindex.net/"><img src="./nextindexb.jpg"
alt="NEXTindex" style="border:none"></a>
</p>