last modified 5th/Oct. 2000
CITE 要素は引用元や他の文書の参照を明示する要素です。
CITE 要素は %phrase に属すするインライン要素です。 この要素は任意のインライン要素を子供要素に持ち得ます。
<p> <cite>セーレン・キルケゴールの「死にいたる病」</cite>によれば、 <q lang="jp">死が希望となるほどに危険が大きいとき、そのときの、 死ぬことさえもできないという希望のなさ</q> を<q lang="jp">絶望</q>と呼んでいる。 </p> <p> そして、このときまさに、<q lang="jp">絶望</q>は<q lang="jp">死にいたる病</q>だと云う。 </p>
CITE 要素は多くのブラウザでイタリック体で表示されています。この表示体裁はスタイルシートで変更できます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html lang="ja">
<head>
<title>CSS2 による自動挿入の制御</title>
<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css">
<style type="text/css">
<!--
cite { font-style: normal;
text-decoration: underline}
-->
</style>
</head>
<body>
<p>
<cite>セーレン・キルケゴールの「死にいたる病」</cite>によれば、
<q lang="jp">死が希望となるほどに危険が大きいとき、そのときの、
死ぬことさえもできないという希望のなさ</q>
を<q lang="jp">絶望</q>と呼んでいる。
</p>
<p>
そして、このときまさに、<q lang="jp">絶望</q>は、
<q lang="jp">死にいたる病</q>だと云う。
</p>
</body>
</html>
上の例では、この文書に現れる全ての CITE 要素が通常の文字で表示され、下線が引かれます。
Q 要素は引用語句を表すインライン要素で、入れ子関係になる可能性も有ります。引用語句は通常引用符で括られます。規格によれば、ブラウザは Q 要素の開始直後と終了直前に、適切な引用符を自動的に挿入するように定められています。
表示例;
セーレン・キルケゴールの「死にいたる病」によれば、
死が希望となるほどに危険が大きいとき、そのときの、
死ぬことさえもできないという希望のなさ
を絶望
と呼んでいる。
そして、このときまさに、絶望
は、
死にいたる病
だと云う。