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Since: 23rd/May/2002; Last Modified: 25th/May/2002

HTML 文書の文字の種類を変えてみましょう。本稿でも、前節の HTML 文書 yonagahime.html をサンプルにして説明します。

yonagahime.html のソースは次のようになっています。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="no"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN"
    "http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="application/xhtml+xml; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css" />
<title>「夜長姫と耳男」を読む</title>
<link rel="stylesheet" href="./ango.css" type="text/css" media="screen" />
<?xml-stylesheet href="./ango.css" type="text/css" media="screen" ?>
</head>
<body>
<h1>「夜長姫と耳男」を読む</h1>
<p>昭和27年初出、30年に没した安吾晩年の作品に分類できます。自己模倣の罠には
まっている恨みもありますが、美しい小品です。</p>
<p>この短編のキーワードは「イノチ」。「イノチ」とは呪うほど強く望むこと、苦悶す
る衒気が描かれています。人は、ギリギリの、のっぴきならない場に居続ける事に疲れ
て、ややもすると悟達や諦念、成熟に安堵する。呪詛、苦悶、己の欲望から目を背けてし
まう。それは自己韜晦であり、己の魂の簒奪です。</p>
<p>安吾は「欲望」、「堕落」を称揚するかのようですが、それは「人間」を描く事であ
り、人品の卑しさを嫌悪し、魂の純潔を尊ぶことです。そしてあらゆる形の愛に収斂して
いくものです。</p>
<address>
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</address>
</body>
</html>

外部スタイルシート ango.css は次のようになっています:

body { background: url("./rindou5.gif") navy;
    color: #ccf }
p { background : #ccf;
    color: navy }

また、次の画像ファイルを保存して利用しています:

rindou5.gif
図: rindou5.gif

以上の三つのファイルを作成していない方は、三つのファイルを同じディレクトリに作成/保存してください。

yonagahime.html, ango.css, rindou5.gif
図:保存した三つのファイルの Windows 上のアイコン

yonagahime.html をブラウザで開いて表示を確認してください。

この HTML 文書にフォント関連の指定をします。

  1. font-style... フォントのイタリックとノーマル
  2. font-variant... フォントの大文字と小文字
  3. font-weight... フォントの太さ
  4. font-size... フォントの大きさ
  5. line-height... 行の高さ
  6. font-family... フォントの種類
  7. まとめ

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